河合塾が取り組む学びのイノベーション
これからの社会の中で必要となる能力は何か? 学校生活で身につける知識やスキルの習得が、必要な能力のすべてではありません。将来にわたって社会で活躍するための基盤、それを基に学びつづける能力こそが必要なのです。そのために、学習者が受動的に「教わる」ことから、主体的に「学ぶ」ことへの転換が求められています。 河合塾 教育研究開発本部では、さまざまな視点から調査・研究を重ね、教育理論・教育内容・教育手法の開発・検証を行っています。ここに、その一端をご紹介します。
河合塾未来研究プログラム

実験を通じて科学的知識を手に入れると共に、その科学的テーマに関する社会問題をディスカッションすることで、課題発見から協調的問題解決までを実践します。 唯一の正解が必ずしも存在する訳ではない社会の中で、力を発揮し生き抜いていくために、子ども達が主体的に考え、根拠のある判断ができるようになることを目的としたプログラムです。
ジェネリックスキルの評価・育成プログラム
PROG(プログ)は、社会で求められる汎用的な能力・態度・志向であるジェネリックスキルを、「リテラシー(知識を活用して問題解決する力)」と、「コンピテンシー(経験を積むことで身についた行動特性)」の、2つの観点から客観的に評価するテストです。これまでに240大学で導入され、のべ135,000人の学生が受験しました(2014年11月末時点)。 また、ジェネリックスキルを育成するためのジェネリックスキル講座も開講されています。
ひらく 日本の大学
2011年度より朝日新聞社と共同で、全国の大学(通信制のみ・大学院大学を除く)を対象とした調査を実施しています。学生数、卒業後の進路などの基本的な数値から、国際化への対応、教育の取り組みなどを聞くことにより、大学の教育活動の実態を明らかにしています。その結果は新聞紙面やホームページ等に広く公開され、また情報誌・研究会・データベースなどを通して、高校生の進路指導に役立てられています。
これらの詳細や、その他の教育研究開発本部の取り組みにつきましては、以下のリンクをご参照ください。